電子カルテに音声入力を「後付け」できるか——連携タイプの整理

公開: 2026-06-29 ・ 更新: 2026-06-30 ・ ModeNote.Voice 編集部

「いまのカルテはそのままで、音声入力だけ足したい」。CLIUSやエムスリーデジカルなどWebブラウザ型電子カルテを使う現場からよく聞く相談です。乗り換える体力はない、でも診察後の記録入力は速くしたい。その間を埋めるのが音声入力の「後付け」で、つなぎ方は大きく4類型に分かれます。

なぜ「後付け」が論点になるのか

勤務医の時間外労働は2024年4月から上限規制が始まり、原則は年960時間が基準です(厚生労働省・医師の働き方改革)。記録や文書作成の時間をどう削るかは、外来・在宅クリニックでも共通の課題です。

一方でカルテ入れ替えは、データ移行・スタッフ再教育・レセコン連携の再設定と負担が重い。そこで「カルテは替えず、入力手段だけ足す」という発想が現実解になります。

つなぎ方の4タイプ

類型仕組み替えずに足せるか残る手間
自社カルテ一体型音声機能内蔵のカルテへ乗り換え不可なし
デバイス・QR転記型専用端末やQRで起こし別画面から取り込む条件付き取り込み操作
コピペ型別アプリで整文し手動で貼り付けコピー&ペースト
ブラウザ拡張・直接挿入型拡張でカルテ画面に録音UIを重ね、下書きを入力欄へ挿入挿入のみ

一体型は入力体験は滑らかでも、使うにはそのカルテへ乗り換えが前提です。デバイス型とコピペ型はいまのカルテを残せますが、取り込み・貼り付けの一手間が診察ごとに積み重なります。

拡張・直接挿入型という選択肢

4つ目は、ブラウザで動くWebブラウザ型電子カルテの画面に録音UIを重ね、診察会話から作った記録の下書きを、開いている入力欄へ直接挿入する方式です。乗り換えも取り込みも貼り付けも挟みません。私たちの ModeNote.voice はこの拡張型で、SOAP形式などの下書きを生成します。生成物は下書きで、確認・修正と記載責任は医師にあります。

試すときは効果の数値より「自院のカルテ画面で挿入まで通るか」を見る。連携の相性は環境差が大きいので、入力欄にカーソルが入り下書きが流し込めるかを、よく使う2〜3画面で確かめると判断を誤りにくい。

自院に合うタイプの選び方

いまのWebブラウザ型電子カルテを替えずに足したいなら、挿入だけで完結する拡張・直接挿入型が候補です。仕組みは ModeNote.voice の紹介 で、挿入感を自院の画面で試すなら 無料体験 からどうぞ。

今の電子カルテに、重ねて試せます

乗り換え不要・コピペ不要。診察会話からカルテ下書きを作成し、入力欄へ挿入します(内容は医師が確認・修正してから記録)。

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出典

本記事は情報提供を目的とした一般的な解説です。ModeNote.Voiceは診療記録の下書き作成を支援するツールであり、診断・治療・医療機器としての機能を提供するものではありません。生成された下書きの確認・修正および記録の最終的な責任は医師にあります。